ごあいさつ

まる豚は、自分たちが行った努力の結晶です

私が養豚業に携わるようになって、早いものでもう30年以上がたちました。

その当初から現在に至るまで、私が仕事に対する想いとしてずっと変わらずに抱き続けているのは、「美味しい豚肉をつくりたい」ということです。

そのための方法として、私はまずSPF豚の導入を考えました。さらに、エサにも気を使うことで、肉の質がより良い方向になるように努めたのです。

こうした私なりの方法は、生産効率としてはむしろ悪く、コストの面でも決して良い面はありませんでしたが、さまざまな方法を試すことで、それがやがて「美味しい豚肉」となって自分に返ってくると思ったのです。

そして現在、私たちが生産した豚肉は多くの方から高い評価を受けるまでになりました。今は「これまで長い間かけてやってきた努力がようやく実ったのかな」と感じています。

そんな我々の努力の結晶であるまる豚を食していただき、「豚肉って、こんなに美味しかったんだ!」と感じていただければ幸いです。

豚から始まる地域の輪

“オイシイの輪”を地元から日本全国に拡げたい!

やっぱり、「食」の原点は地産地消にあると思うのです。つまり、地元で採れた食べものを、「こんなオイシイものがある環境に育ったことに感謝!」という気持ちとともに食す。これって、とてもシアワセなことですし、「自分たちの地元には他県にも誇れるオイシイものがある」ってことは、ちょっとした自慢にもなりますよね。

わたしたち『ほそや』は、自分たちが丹精込めて育てている『まる豚』が、そんな地元を代表する“自慢の逸品”になって欲しいと願っています。

そのためには、まず地元・群馬の人たちに食べていただき「オイシイ」と言ってもらいたい。そして、その“オイシイの輪”がどんどん拡がって『まる豚』の名が日本全国に知られるようになれば、生産者としてこんなにシアワセなことはありません。

自然環境との“まる”い関係

養豚場から出る糞尿は、機械で発酵乾燥処理されて臭わなく扱いやすい有機肥料へと変わります。そして、この肥料は養豚場の近くにある野菜農家に提供されて土へと還るのです。つまり、循環型の農業を実践することで、自然環境との関係も“まる”になっているというワケ。

“ふん”は、たい肥にして
地域の農家さんへ
汚水は、浄化槽で
しっかりと処理
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